日本で一番高い山は何山でしょうか?
..こんな問題、若しかしたら幼稚園児でも答えられるかもしれませんね。
そうです、正解は富士山です。
当たり前ですよね。簡単ですよね。
名前のみならず、こんな雄々しい風景が自然に頭の中に浮かんで来るのでは無いでしょうか。
それでは次の問題はどうでしょうか?
日本で二番目に高い山は何山でしょうか?
そもそも二番目に高い山を知っていましたでしょうか?
因みに正解は標高3,193mの北岳です。
富士山は3,776mなのでその差は583mなのですが、その差以上に、知っているのと知らないと言うのは1と0の違いと同じで、果てしなく違うような気がします。
もう引退してしまいましたが、世界最速の男と言えばライトニング・ボルトこと、ウサイン・ボルトですよね。
世界で二番目に速い男は..一体誰なのでしょうか?
世間はナンバー1には興味が有るので知っています。
メディアも繰り返し繰り返し、ナンバー1を褒め称えるので、嫌でも脳裏にこびり付いてしまいます。
しかしながらナンバー2以下は、聞いた事が有るのか無いのか、結局は頭の中に留めてもらえないのが残酷な真実です。
そして頭の中に無いと言う事は、その人の中には存在していないと言う事と同じなのです!
知らない物は買えないと言うのが、忘れてはならない真実なのです!!
Winner takes all ..
2位じゃダメなんでしょうか?
確かにそのような疑問も湧いてくるかもしれません。
1位ほどでは無くても、2位でも十分なほどありつけるのであれば良いかもしれません。
英語ではWinner takes allと言う表現があります。
お客様はわざわざナンバー2の物を買いません。
ナンバー1は美味しい所から食べていきます。
弱肉強食の厳しい世界では、ナンバー2以下に止めを刺す事を狙っても、逆にわざわざ残しておく事はしないでしょう..。
またナンバー1とナンバー2が戦えば、大抵の場合はナンバー1が勝ってしまいます。
更にナンバー1の所には様々なリソースが集まって来ます。
そのままの循環であればナンバー1とナンバー2の差は拡がる一方となってしまうのです..。
ナンバー1になるには?
そうなんです、幸せになる為には何がなんでもナンバー1にならなければなりません!
..でも、どうしたらナンバー1になれるのでしょうか?
最強のナンバー1に挑んで倒さなければならないのでしょうか??
それが出来るのであれば、そもそも悩みなんかは無いはずです。
そこで必要なのがニッチャートップと言う戦略です。
自分達にとって都合の良い局所、得意な局所=ニッチにフォーカスし、そこでナンバー1を目指すのです!
業界と言う大きな括りで考えた場合、恐らくあなたはナンバー1では無いのでしょう。
でも例えば、商品群で考えた場合はどうでしょうか?
例えば、一つの商品だけでもナンバー1になれないでしょうか?
商品のみならず更にエリアにフォーカスしたらいかがでしょうか?
更にこのお客様とフォーカスしてみたらいかがでしょうか?
逆にあなた自身のビジネスモデルをフォーカスしても良いかもしれません。
例えば配送や販売を捨て、商品開発だけにフォーカスしてみたらいかがでしょうか?
安心して下さい。
今まで生き残ってきていると言う事は、フォーカスしていけばあなたも必ずナンバー1になれるはずです。
先ずはナンバー1になるまで、ニッチにフォーカスしてみて下さい。
そこから少しずつ、ナンバー1に拘り続けながら、ニッチを大きくしていけば良いのです。
御社がナンバー1になるお手伝いをさせて下さい!
このニッチャートップ戦略では、フォーカスする事が重要です。
自分達の強みのみにフォーカスする事が重要です。
つまり自分達の弱み、苦手な事はアウトソースする必要が出て来ます。
そうです、自分達の弱みを強みとするパートナーと連合を組まなければならなくなって来るのです。
ニッチャートップ同士のエコシステム、一緒に築き上げていきましょう!